サイパン北部の観光見どころ
マッピ山の南西、島の北端から東に回りこんだところにあるグロットは、海食鍾乳洞になっていてダイビングの超人気スポットとして有名です。光の加減で変化する蒼い海のグラデーションなど、その神秘的な景観のすばらしさは崖の上からもみることができますし、100段ある階段を鍾乳洞近くまで降りて、神秘的に輝く海と鍾乳洞を眺めることもできます。
グロットから少し西に行ったマドック岬近くには、石灰岩でできたバードアイランドと呼ばれるイスレタ・マイゴ・ファン島があります。日本の統治時代には、お月見の名所として知られていたことから月見島とも呼ばれています。夕方近くになると数多くの海鳥たちが羽を休めるためにやってきて、その鳴き声がとても賑やかな観光名所です。
バードアイランドから南西へ約2キロ行くと、カラベラという洞窟があります。チャモロ語で骸骨という意味の名を持つ鍾乳洞でできた洞窟は、かつてスペイン時代に牢屋として使われていました。ここから中部エリア近くまでずっと南下したところにオールドマン・バイ・ザ・シーという奇岩でできた海岸があります。人の横顔のような奇岩には、チャモロ人の霊が宿っていて不用意に近づくと海が時化になるという言い伝えがあります。
北部の西海岸エリアにはリゾートタイプの高級ホテルが点在していますが、かつて観光客の殆どが訪れるといわれていたホテル・ニッコー向かいのショッピングプラザ・ラ・フィエスタは現在閉鎖中です。西海岸の中部エリア近くの沖には、島一番のアクティビティ・アイランドであるマニャガハ島が浮かんでいます。周囲が1.5キロと小さな島ですが、かつては日本軍の基地が置かれ、大きな砲台を持つ軍艦島と呼ばれていました。
現在では、あらゆるマリンスポーツが揃ったレジャーアイランドになっており、数多くあるアクティビティから選ぶのに迷うほどです。あるいは、白砂のビーチや木々の生い茂る遊歩道を散策したり、疲れたらレストハウスでお茶したりと、何もせずに風を感じてのんびり過ごすこともできます。島への行き返りに水中展望船に乗れば、珊瑚のリーフやトロピカルフィッシュも眺めることができます。
