サイパン中部の見どころ
サイパン中部の街ガラパンは、サイパン一の繁華街で様々なスタイルのホテルが数多くありますが、目抜き通りにはレストランやカフェ、ブティック、各ショップが軒を連ね、居酒屋やカラオケクラブまで揃っていて夜には賑やかな通りとなります。またビーチ通りには、ガラパン一規模の大きなハファダイショッピングセンターや免税でお馴染みのDFSギャレリアがあり、ショッピングには一番便利な街です。
ガラパンエリアには見どころが集中しており、かつての統治時代、最高の医療技術を持っていた日本病院跡を改築した北マリアナ歴史文化博物館では、チャモロ時代からのマリアナの歴史や文化が詳しく紹介されています。この博物館のすぐ近くには統治時代の刑務所跡もあり、戦時中にはアメリカ軍の捕虜収容所としても使われていました。そこから道路を挟んだ向かいにはシュガーキングパークがあり、戦前に砂糖王として知られていた松江春次を記念した公園で、当時サトウキビの運搬に用いられていた蒸気機関車の展示が人気です。
ガラパンから内陸部を東南へ向かったタポチョ山の東麓部には、キャピトルヒルという丘があり、そこには北マリアナ連邦の議事堂や官庁のビル、知事公舎などが建っています。丘の上の芝生の広がるエリアが官庁街ですからちょっと面白いですね。更に南に進んでいくと、横道を入った所に聖母マリア像が祀られている細い洞窟があります。かつて戦時中、地元のカトリック教徒達が戦争の終結を祈っていたらしく、祭壇のそばには神の水として崇められている小さな湧き水の井戸があります。
そこから南のほうに臨める標高473メートルのタポチョ山は、サイパン最高峰でサイパン島のほぼ中央にあります。山頂に登るには途中から未舗装道を走ることになり、悪路を4WDで揺られたりしてちょっと大変です。でも山頂まで登りきると、そこからは島の全景を見渡すことができます。北のバンザイクリフや西のガラパンの街、南のサイパン海峡まで見渡せますから充分登る価値はあります。また、タポチョ山の南東には、約10万坪の広大なサイパン熱帯植物園があります。1000種もの美しい熱帯植物が咲き乱れる自然公園で、バーベキューなどの野外パーティも楽しめます。